なぜ同じ企業がテレビCMを使い続けるのか?
皆さんはテレビを見ていて「最近いつも同じCMばかりを見ているな」と思ったことはないでしょうか。
そう思わせたらそのテレビCMは成功です。
実はこれは人間の生活習慣は毎日ほぼ同じである事実を応用したものです。
例えばサラリーマンなら朝起きてニュース番組を見て、電車ではスマホニュースのチェック、帰宅してからはバラエティー番組や夜のスポーツ番組やニュース番組を見て就寝する。
サラリーマン向けの商品を提供している企業ではサラリーマンの生活習慣に合わせてテレビCMを選択し放送しているようにしています。
そのため、あたかも同じようなCMをいつも見ているような錯覚を起こすのです。
広告理論で「単純接触の法則」というものがあります。
単純に何度も同じものを目にするとその対象に好印象を抱くという法則ですが、テレビCMはまさにそれを狙っています。
この法則は至る業種で経験則として蓄積されています。
例えば「美容室だったら3回以上来店してもらえたら常連客になってくれる。」「Facebookだったら14人以上の友達と繋がったら継続してサービスを利用してもらえるようになる。」などが単純接触の法則を応用したものになります。
どのように効果を測定するか?
企業の広告宣伝担当の型であれば「テレビCMがどれくらい効果があったのか」が一番気になるところではないでしょうか。
従来の方法であればテレビCM前後で販売数が伸びたか、世間の評判やマスコミに商品が取り上げてもらえたかどうかなどの定性的な指標(=数字では表せない指標)が重要でした。
しかし、これだけであれば「本当にテレビの効果だったのか」が正確にわかりません。
最近のテレビを見ていてテレビを見ていて、気になったものをスマホで検索したことはないでしょうか?
また、検索して見たところその会社のホームページが繋がりにくかったということはないでしょうか?
実はテレビの影響力が大きいためホームページにアクセスが集中しているのです。
この数値を計測することで個別のテレビCMがどれくらい効果があったのかを計測できるため非常に重要です。
また、正確に計測するとどれくらいのユーザーがどのページを何分何秒見ていたのかも把握することができます。
(参考)視聴率
テレビCM自体の評価指標としてはテレビ局や広告代理店、オリコンから提供される視聴率が唯一の定量的な指標(=数字で表せる指標)とでした。
さらに効果的なテレビCMにするには
アクセスして他のページに行ってしまうユーザーは全体の95%と言われています。
この興味を持ったにも関わらず何らかの理由で離脱してしまった95%のユーザーにピンポイントで広告を表示させる方法があります。
さらにメールアドレスや個人情報を収集することで見込み顧客を特定し定期的にコンタクトを取る方法があります。
弊社ではテレビと最先端のインターネット広告を使用することで獲得したユーザーのデータを利用して新規顧客を顧客化していきます。